一人で座る女性

産後のうつ病

うつ病患者の家族が気をつけること

うつ病の患者に対して、身近な家族が間違った接し方をしてしまい、症状が悪化することがあります。接し方のなかで励ますことは避けたほうがよいです。うつ病になる人の多くが、責任感が強く真面目な性格でいつも仕事や家事、育児などに必要以上に頑張りすぎてしまい、それが原因で心が疲れてしまって発症したのがうつ病です。そのため、患者にとっては、周囲の励ましが自分のことを遠回しに責められているように感じてしまいます。また、周囲の人がやりがちな行動としては、気分転換のために外に連れ出すことです。健康な人の場合は、リフレッシュにもなりますが、うつ病患者にとっては、悪影響です。例えるならば、40度の熱で立つのもやっとの状態の人を無理やり外出させるようなものです。うつ病の種類のなかには、一時的に気分が高揚するケースもあります。うつ病の種類としては、新型うつや仮面うつ、産後うつなどがあります。そのため、病気の種類ごとに接し方を変える必要があります。症状からある程度種類が推測することもできますが、専門家でもなかなか正しい判断がしづらいため、素人判断せず病院行かせることが大切です。

産後うつと非定型うつについて

うつ病の種類のなかには、周囲にうつ病だとわかりにくい症状のものがあります。その一つには、出産後の女性がなりやすい「産後うつ」があります。産後うつは、出産によるホルモンバランスの乱れと、初めての育児に対する不安、夫などの他の家族の助けがない孤立した状況などが引き金となって起きるうつ病です。この産後うつは、今まではマタニティーブルーに似たものだと軽視されていましたが、昨今はこの産後うつが原因で自殺する女性も増加したため、注目されるようになりました。それ以外にも非定型うつと呼ばれる20代から30代の若い世代がなりやすいものがあります。この非定型うつの特徴としては、通常のうつ病の代表的な症状としてあげられる2週間以上ふさぎ込む状態がなく、なにか楽しいことがあると一時的に気分が高揚することがあります。そのため、周囲の人には病気だと気づかれにくいことが多いです。